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*** 涼と朱右とワンな生活 ***

++ 朱右との出会い ++

 
 

          ++ 朱右との出会い ++




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   朱右とは某ファッションビルのペットの催事で出会いました。
  
   その日は仕事が遅番で、午前中の用事が思ったよりも
  早くに済んでしまい、出勤時間までまだ時間に余裕があったので、
  時間つぶしにペットの催事を見に行く事にしました。
  お目当てはハムスターなどの小動物だったのでしたが、
  犬猫コーナーの方にも移動してみました。
  その時にパッ!と目に入ってきた小さな柴の仔犬。
  ゲージの中に小さく丸まって寝ている小さな小さな仔犬。
  もう、目が離せなくなってしまいました。
  しかし、出勤時間も迫り、後ろ髪引かれる思い出その場を後にしました。

   小さな柴の仔犬の事が気になり、頭から離れなくなってしまいました。
  「もう一度見るだけ」と思い、お昼休みに入ると同時に速攻!
  催事場に向かいました。
  が、先程の場所にはあの小さな仔犬はいませんでした。
  「やっぱり、可愛いから売れてしまったんだ;」とがっかりしていた所、
  なんと!場所を移動しただけで居たのです!小さな仔犬が!!
  
   眠っているその子の側でずーっと見ていると、
  ショップの方が声を掛けてきて、抱かせてくれました。
  小さな小さな仔犬が胸の中で寝ています。
  もう!離す事は出来ない思いと、家の事との葛藤がありました。
  当時「これ以上動物は増やすな!」と、彼からのお達しがあったので;
  しかし、この小さな子を連れて帰りたい思いが勝ってしまい、
  我が家の末娘として迎え入れる事となりました。

   小さな小さな仔犬。
  催事の犬が足りなくなったからという理由で鳥取から空輸され、
  当日の朝早くにこの催事場に着いたばかりの、まだ、生後まもない
  小さな赤柴の仔犬。
  その子が朱右です。
  


 

  
  

  


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